田舎出身なので、東京に出てきてから『ネットワークビジネス』という仕組みを知りましたので、今回はインターネットの情報を参考に少しまとめてみたいと思います。
マルチ商法って知ってる?
連鎖販売取引(れんさはんばいとりひき)とは、特定商取引法第33条で定義される販売形態のこと。日本では俗称としてマルチ商法などと呼ばれ、ねずみ講とは別物である。英語では"Multi-level marketing"(マルチ、マルチレベルマーケティング、MLM)あるいは"network marketing"(ネットワークマーケティング)と呼ばれる。"Multi-level marketing"は(マーケティングのシステムではなく)多段階報酬システム、"network marketing"は販売システムと使い分けていることがある
MLM(マルチレベルマーケティング)や、連鎖販売取引、マルチ商法などのキーワードはどのくらいの人が知っているのでしょうか。
平成24年に新潟県が各大学の学生1,358人に対して行ったアンケート調査を例にすると、『マルチは知ってるけど、ネットワークビジネスは知らない』という人が多いようです。
ネットワークビジネスを聞いたことがある人:52.1%
ネットワークビジネスを利用したことがある人:6.1%
マルチ商法を聞いたことがある人:82.0%
マルチ商法を利用したことがある人:0.5%
確かに私も『ネットワークビジネス』や『MLM』という言葉を知ったのは大学4年生のとき。小さいことにIWGP(池袋ウエストゲートパーク)を見ていたので『マルチ商法』や『ねずみ講』はなんとなーく知っていました。
今でもちゃんと理解している訳ではないですが、同じレベルの人に判断してもらえるようにわかりやすく書いてみたいと思います。
連鎖販売取引とは、ある商品を誰かに紹介し、購入してもらうことによって紹介手数料をもらう仕組みだと考えています。紹介した人が別の誰かに紹介していくことによってどんどん紹介料が増えていき、早く紹介した人やたくさん紹介した人が儲かる仕組みになっています。
図でイメージすると、ピラミッド型でしょうか。
トップにその会社がいて、上の層ほど紹介者の繋がりが多いため、紹介料を多くもらえる可能性が高いです。(必ずしもそうとは限らない)
企業からすると、自社に営業パーソンを抱える必要がなく、値切る人もいないので良いマーケティング手法なのではないかと思います。
しかし、この手法が何故嫌われているかというと、被害件数が多いのです。
長くなってしまったので次回は、
・被害件数と具体的な被害の事例
・ねずみ講との違い
あたりを書こうと思います。