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DubLi(デュブリ)のその後

久しぶりの更新となってしまいました。

DubLi(デュブリ)の勧誘を受けてから数か月が経過し、たまに気になって情報収集はしていたのですが、ビジネス自体はあまり進展していないようです。

今回はDubLiのその後について以下項目でまとめてみます。

 

 

検索結果はどう変わった?

2016年11月に取得した検索結果のキャプチャ画面がこちら↓

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※この時はシークレットモードのキャプチャではないので他の方の検索結果と若干異なる可能性があります。

 

そして、今日(2017年6月)の検索結果がこちら↓

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主な変化
  • 公式サイト(dubli.com)が検索結果トップにきている
  • コンテンツが「DubLi(デュブリ)とは何か」から「DubLiの仕組み」について変わっている
  • ネズミ講」というキーワードが以前より増えた

 

以前はDubLiが日本進出するという話が多く出回っていたため、代理店の話を持ち掛けられた人が調べていたと考えられます。また、昨年の11月22日、全国直販流通協会が掲載した注意喚起や、今年1月28日に日本流通産業新聞が公開したDubLiの仕組みに関する記事がきっかけで、「ネズミ講」というキーワードが一層増えているのではないかと推測します。

参考①:【直販ニュース】米国のMLM企業「DubLi」社に関する注意喚起 | 一般社団法人 全国直販流通協会

参考②:【本紙徹底取材】デュブリの実態に迫る/法令順守乏しい組織 | 特集記事 | 日本流通産業新聞 | 日流ウェブ

 

 

日本企業は参入したのか

残念ながらまだのようです。

元々、昨年話を持ち掛けられた10~11月ごろ、楽天ソニーなどの日本企業と提携すると言っていました。調べてみると、いまだにDubLiサイト内にショップは掲載されていないし、日本流通産業の取材によると企業と交渉中とのことです。

提携が決まっていないにも関わらず、資料には「日本モール参加企業」として堂々と名前を載せていたということが判明しました。

 

いまだに続く代理店の勧誘

ネットワークビジネスの輪はいまだに広がっているようで、Twitterや検索結果でもまだ勧誘を続けているアカウント/サイトが多いです。

特に印象的なのが「デュブリは詐欺じゃない!」とタイトルをつけているサイトがあったこと。SEO上、「詐欺」というキーワードを入れたほうが上位表示狙いやすかったりするんですかね(笑)

 

まとめ

いまだにDubLi(デュブリ)の代理店ビジネスは続いていますが、日本流通産業の取材や全国直販流通協会などの注意喚起によって、ユーザーが不信感を持ってきているのではないかと思います。

新しいビジネス話が舞い込んできたら、いろんな角度から情報を収集してしっかり判断していきたいですね。