今から3か月前の3/29、仕事終わりに親から電話がかかってきました。
いきなり「ノアコインって知ってる?」とのこと。知らない。今流行りの仮想通貨とのことでした。どっかから噂で流れてきたみたいで、もし今後成長する投資ならやってみたいとのこと。
すぐに判断できなかったので、調べてみることにしました。
結論を先に言うと、辞めたほうが良いと助言しています。
ノアコインとは
当時「ノアコイン」で検索すると一番最初に出てきたサイトです。今は2ページ目になっていました。「ノアコイン」とは、フィリピンと日本をつなぐプロジェクトとして生まれた仮想通貨とのことです。
フィリピン国内の貧困層を救出する仕組みと謳っていて、それだけ見ると良いプロジェクトだし、国主導なら間違いなさそうと思ってしまいます。しかし、いくつかおかしい点がありました。
ノアコインを勧めなかった理由
①国主導通貨のはずなのに販売形式が代理店
先ほどのサイト説明文を以下に引用します。
こちらはノア・プロジェクトを運営している非営利団体NOAH FOUNDATION公認のノアコイン代理店(0次代理店)になります。 弊社からノアコインをご購入(両替)いただくと、 様々な特典が付いてきます。 正式な一次販売代理店としての販売権を贈呈させて ...
0次代理店?仮想通貨って取引所があるんじゃないの?販売開始前だからかもしれないけど、さっさと販売開始して取引数を増やせば良いのでは?
②泉忠司とかいう人が怪しい
「泉忠司」でGoogle検索したところ、オフィシャルサイトのすぐ下に大問題、詐欺というキーワードが出てきています。泉忠司氏の過去とノアコインの怪しさは、当時以下Yahoo!知恵ノートが一番詳しく書かれていましたので、そのURLと一緒に辞めたほうが良いことを勧めました。
③Twitterでまにら新聞の記事を発見
※上記記事は有料コンテンツなので全文読めないです。
在日フィリピン大使館がノアコインは国家プロジェクトでは無いと警鐘している記事です。Twitter上にはこの新聞記事が画像で掲載されていました。Yahoo!知恵ノートの内容だけだとまだ根拠が足りないなと思っていたので、この新聞の画像も親に送っておきました。
結論
私は上記3つの理由から、ノアコインは国が関わっているプロジェクトでは無い可能性が高いため、辞めたほうが良いと伝えました。
あくまで推測ですが、先日紹介したDubLiのように、販売開始前に代理店としてネットワークビジネスを広げていく手法なのだと思います。
ちなみに、①で紹介したサイト上ではあたかも国が関わっているプロジェクトのように見えますよね。そこは捉え方次第なので、ネット上で調べる際は1サイトだけで判断したらだめだと思います。知らない話を持ち掛けられたら、インターネットで調べたり、人に聞いたり、できる限り色んな視点から見て、リスクを考慮してから判断していきたいですし、人に勧めるときもそうしたいです。